黒猫ジジチキンのブログ

黒猫ジジチキンが流麗なDTMをお届けします。

「雨垂れ」

みなさん、こんにちは。黒猫のジジです。

下の2枚の写真は弟の三男のシロ(本名シロキジ)です。以前にも少し紹介しましたが、シロは予測不能というか、極めて個性的な猫で、爺っちゃんとばっちゃんはとても苦労しています。

シロは3歳で今度の4月で4歳になる。何が問題かというと、いわゆる「マーキング」を家のいたる所でするのです。それも3歳になってから。特に好きな所はテーブルや椅子の脚、オーディオのスピーカー。ソファーの側面も好き。

そして、マーキングだけでなく、結構の量のオシッコも部屋の片隅や玄関の傘立てにかけてしまう。特に好きなのが絨毯・カーペットの上。家にある絨毯・カーペット6枚全部にした。爺っちゃんとばっちゃんはその度に必死になって洗剤や次亜塩素酸で拭きまくる。でも臭いは落ちず、そのうち1枚は廃棄して、3枚はクリーニング屋さんに担いで行った。

猫の飼育の本によると、「去勢した猫でもマーキングをする猫がいます」とのこと。シロがまさにその「猫」。その本によると原因は「トイレに問題がある」「ストレスがある」などいろいろ。次男のチビ(本名チビキジ)が肺の腫瘤の手術をして体の右側の毛を剃られて因幡の白兎状態で帰って来た時にはシロは極度のパニックになっていたけど、そのせいもあると思う。

爺っちゃんとばっちゃんはトイレを買い替え、砂も何種類も試した。最初は大声で叱っていたけど、これは逆効果。爺っちゃんとばっちゃんは毎日、黙々と拭き掃除に徹した。シロはその様子をそばで香箱を作って、時々目を閉じながら見ていた。

この間、僕でも驚いたことがあった。爺っちゃんとばっちゃんがシロのマーキングの拭き掃除をしていたら、そのそばにシロが近づいて来て、とても大きな声でニャーニャーと叫び出したんだ、必死で。爺っちゃんとばっちゃんは「何だろう? ごめんなさい、もうしないからって言ってるのかな。今までこんな鳴き方しなかったね。」と笑いながらお互いの顔を見合っていた。でも、僕には分かっていた。シロは本当にそう言っていたんだ。

それで、今はどうしているかというと、ウチはビニールシートの館になった。爺っちゃんは215cm四方のペット用の防水シートを3枚買って、テーブルの下には花柄のシートを敷き、ソファーにはネービーのシート、こたつ(僕たちの必需品)にはレッドのシートをかけた。これはそんなに悪い感じではない。そして、壁にはアクリルや発泡スチロールの衝立、レジャーシート(写真参照)を立てたり巻いたりしている。フェロモンの入ったスプレーもかけている。そのせいかどうかは分からないけど、シロは自分からトイレでオシッコをするようになったし、マーキングの回数もグンと減った。爺っちゃんが洗剤で丸洗いしたスピーカーもまだ鳴っている。

「雨垂れ」DTM🎶

嵐の中の強い雨垂れをイメージして作ったと爺っちゃんは言っています。ショパンの「雨だれ」とは違ってポップな曲想です。お楽しみください。

(お詫び)

先日投稿した「雨垂れ」を私のうっかりミスで消去してしまいました。本日、改めて投稿します。(naruzawanさん、ごめんなさい。)