みなさん、こんにちは。黒猫のジジです。
昨日はひな祭りでした。ばっちゃんは雛人形コレクターですが、「今年はこれ。」と選んだのが写真下のお殿様とお姫様です。僕たち３人の様子を見て、五段飾りはまた来年にしましょう、とのことです。
さて、長い冬が去り、春到来です。三寒四温と言われているけど、本当にそうだなと猫なりに思います。そして「春眠暁を覚えず」。爺っちゃんは「ついつい寝過ごしてしまう」と嘆いています。
孟浩然の『春暁』です。
春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少
（春眠暁を覚えず 処処啼鳥を聞く夜来風雨の声 花落つること知る多少）
春はぐっすり眠れるものだから、夜が明けたのに気づかず寝過ごしてしまった。あちらこちらから鳥の鳴き声が聞こえる。昨晩は、風や雨の音がしていたが、花はどれくらい落ちてしまっただろう。
今回は「春暁」というテーマで爺っちゃんが創った曲をお届けします。お楽しみください。
みなさん、こんにちは。黒猫のジジです。
下の２枚の写真は弟の三男のシロ（本名シロキジ）です。以前にも少し紹介しましたが、シロは予測不能というか、極めて個性的な猫で、爺っちゃんとばっちゃんはとても苦労しています。
シロは3歳で今度の4月で4歳になる。何が問題かというと、いわゆる「マーキング」を家のいたる所でするのです。それも3歳になってから。特に好きな所はテーブルや椅子の脚、オーディオのスピーカー。ソファーの側面も好き。
そして、マーキングだけでなく、結構の量のオシッコも部屋の片隅や玄関の傘立てにかけてしまう。特に好きなのが絨毯・カーペットの上。家にある絨毯・カーペット６枚全部にした。爺っちゃんとばっちゃんはその度に必死になって洗剤や次亜塩素酸で拭きまくる。でも臭いは落ちず、そのうち１枚は廃棄して、３枚はクリーニング屋さんに担いで行った。
猫の飼育の本によると、「去勢した猫でもマーキングをする猫がいます」とのこと。シロがまさにその「猫」。その本によると原因は「トイレに問題がある」「ストレスがある」などいろいろ。次男のチビ（本名チビキジ）が肺の腫瘤の手術をして体の右側の毛を剃られて因幡の白兎状態で帰って来た時にはシロは極度のパニックになっていたけど、そのせいもあると思う。
爺っちゃんとばっちゃんはトイレを買い替え、砂も何種類も試した。最初は大声で叱っていたけど、これは逆効果。爺っちゃんとばっちゃんは毎日、黙々と拭き掃除に徹した。シロはその様子をそばで香箱を作って、時々目を閉じながら見ていた。
この間、僕でも驚いたことがあった。爺っちゃんとばっちゃんがシロのマーキングの拭き掃除をしていたら、そのそばにシロが近づいて来て、とても大きな声でニャーニャーと叫び出したんだ、必死で。爺っちゃんとばっちゃんは「何だろう？ ごめんなさい、もうしないからって言ってるのかな。今までこんな鳴き方しなかったね。」と笑いながらお互いの顔を見合っていた。でも、僕には分かっていた。シロは本当にそう言っていたんだ。
それで、今はどうしているかというと、ウチはビニールシートの館になった。爺っちゃんは215cm四方のペット用の防水シートを３枚買って、テーブルの下には花柄のシートを敷き、ソファーにはネービーのシート、こたつ（僕たちの必需品）にはレッドのシートをかけた。これはそんなに悪い感じではない。そして、壁にはアクリルや発泡スチロールの衝立、レジャーシート（写真参照）を立てたり巻いたりしている。フェロモンの入ったスプレーもかけている。そのせいかどうかは分からないけど、シロは自分からトイレでオシッコをするようになったし、マーキングの回数もグンと減った。爺っちゃんが洗剤で丸洗いしたスピーカーもまだ鳴っている。
嵐の中の強い雨垂れをイメージして作ったと爺っちゃんは言っています。ショパンの「雨だれ」とは違ってポップな曲想です。お楽しみください。
（お詫び）
先日投稿した「雨垂れ」を私のうっかりミスで消去してしまいました。本日、改めて投稿します。（naruzawanさん、ごめんなさい。）
みなさん、こんにちは。黒猫のジジチキンです。
昨日の1月6日、爺っちゃんとばっちゃんは弟のチビを大学病院に連れて行きました。12月23日に撮ったレントゲン写真では肺の腫瘤が小さくなっていてドクターも爺っちゃんとばっちゃんも驚いたという話はこの前したと思う。それで昨日はその後の腫瘤の状態を見るためにまたレントゲン写真を撮ったんだけど、またまたドクターも爺っちゃんとばっちゃんもびっくり。腫瘤はさらに小さくなっていて、腫瘤のために機能していなかった肺の部分（前葉）にも空気が入り始めているということだった。これは奇跡的なことだと思う。でもぬか喜びはできない。またいつ腫瘤が大きくなるかもしれない。それで、昨日は、効果があると思われる抗生剤を１週間分もらって、その後の経過を3月3日にまた見てもらうということになった。今もチビは元気で、末っ子のシロにじゃれついている。こんな日がずっと続けばいいなと思う。
では、爺っちゃんのDTMを紹介します。爺っちゃんによると、これは悲しい恋歌なんだそうです。このメロディーを聴きながらご自身で作詞して口ずさんでいただけたら嬉しいと申しておりました。
明けましておめでとうございます。黒猫のジジチキンです。今年もよろしくお願いいたします。
改めて僕たち３兄弟を紹介します。
僕は長男のジジです（写真上）。そして、次男のチビ（写真中央）と三男のシロ（写真下）です。僕たちは2019年4月生まれの保護猫です。僕はクラシックとジャズが大好きです。もちろん、爺っちゃんの作るDTMも大好きです。チビとシロはとにかくヤンチャでよく家の中を走り回っています。写真ではお行儀よく椅子に座っているように見えますが、実は大の食いしん坊です。
爺っちゃんのDTMのレパートリーは幅広く、いろんな曲を作っています。今日はそれらの中からソプラノ曲を２曲紹介します。舞台の上で女優さんがとうとうと歌う場面を想像して作ったとのこと。元日にふさわしいしっとりとした曲だと思います。ぜひ聴いてください。
こんにちは。黒猫のジジです。
前回に引き続き、爺っちゃんの作ったDTMをお届けします。
次のような解説が付いていました。
「重要な事のある日の前夜の落ち着かない気持ちを表しました。喉の渇き、心臓の鼓動、消灯のサインがあっても寝つけない夜ってありますね。そんな時は無理をして寝ようとせずに、今緊張している自分がいることを認め、自分自身と向き合ってはどうでしょう。そして自分の一番かっこいい姿をイメージしましょう。明日は力を出し切ることができるように願っています。」
大晦日の曲として、前回の「除夜」とはまた違った雰囲気でいいかなと思い、皆さんに聴いていただきたいと思い選んでみました。
1年を振り返ると、本当にいろいろな事がありました。
弟のチビは肺の大きな手術をしました。（今は元気です。）
シロは爺っちゃんのスピーカーとアンプにおしっこをかけ、爺っちゃんはスピーカーを水洗いしました。（今も音は出ています。）
本当に長兄としてヒヤヒヤの1年でした。来年は穏やかな年になるといいなと願っています。
爺っちゃんが昨日作ったDTMの「除夜」をお届けします。
「除夜」とは大晦日の夜のこと。古い年を除き去り新しい年を迎えるにあたって、心を鎮め、清新な気持ちで1年最後の夜を過ごしたいものです。しちりきの音色にも似た雅楽風のブルージーなこの曲は、そんな夜にぴったりの曲です。どうぞお楽しみください。
僕は黒猫のジジです。
写真は弟のチビ（本名チビキジ）です。
11月14日に手術をした後の経過を見るために、今日、大学病院でレントゲン検査をしました。
なんと肺に癒着して切除できなかった腫瘤（肉芽腫）が小さくなっていたとのことです。
これにはジッちゃんもバッちゃんもびっくりした。
腫瘤を取り除いたわけではなく、一部を切り取る「生検」に切り替えただけなのに。
その「生検」の結果も教えてもらったんだけど、スタフィロコッカスというブドウ球菌が検出されたということです。
チビは退院後、抗生剤のアモキクリアを飲んでいたんだけど、それが効いて腫瘤が小さくなったのだろうか。でも、そのアモキクリアも副作用で嘔吐するようになったのでビブラマイシンに切り替わった。でもこれは以前からホームドクターに処方してもらっていた抗生剤なんだ。それを飲んでいても腫瘤は小さくならなかった。大学の先生もそれはよく分かっているけど、なにしろ大学の先生たちも始めて見る腫瘤だということで手探りの状態とのこと。
何とも心許ない話だけど、とにかく腫瘤が小さくなって呼吸も安定し、家の中を元気に駆け回れるようになったので良かったと思う。
今日からビブラマイシンを飲んで、大学病院には1月6日に行く。その結果を見て投薬治療は終了としたいとのこと。このまま落ち着いてくれればいい。そして、1年でも1日でも長く一緒に暮らせればいい。
