黒猫ジジチキンのブログ

黒猫ジジチキンが流麗なDTMをお届けします。

DTM 「メタフォリウス」

今回は爺っちゃんの最新のDTMを紹介します。

「不思議な浮遊感のあるambientだよ。」ということです。

なかなか眠れない夜にはいいかなと思います。

気に入ってくだされば嬉しいです。

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DTM「緋文字」

こんにちは。黒猫のジジです。(本名はジジチキンです。)

今回は飼い主の爺っちゃん(68歳)のDTM「緋文字」をお届けします。

「どんなにボロボロに疲れ切っていても尊厳とプライドを持って前を向き続けよう」という強いメッセージを込めた楽曲です。かすれたサウンドがやるせない物悲しさと力強い意志を表現しています。ナサニエル・ホーソンの名作「緋文字」からインスピレーションをもらいました。と爺っちゃんは言っています。下の解説にもあるように、物語の冒頭では姦通を意味していたAdulteryが、しだいに有能Able、天使Angelなどの意味をもつようになるという象徴的な小説の手法に爺っちゃんはものすごく感動したそうです。

参考:日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

緋文字(読み)ひもんじ(英語表記)The Scarlet Letter

緋文字
ひもんじ
The Scarlet Letter

アメリカの作家N・ホーソンの代表的長編小説。1850年刊。姦通(かんつう)を犯したヘスタ・プリン、その夫で嫉妬(しっと)に狂うチリングワース医師、姦通の相手で罪に悩みついに世間に告白するディムズデイル牧師、さらに不義の子パールを加えた4人の、7年間にわたる心理の葛藤(かっとう)を主題とする。ヘスタの胸に緋の糸で刺しゅうされたAのイニシアルは、物語の冒頭では姦通Adulteryを意味したが、しだいに有能Able、天使Angelなどの意味をもつようになる。こうした象徴的手法を駆使しながら、人間の心奥に潜む悪を追究する一方、ベリンガム知事ら実在の人物を端役に配し、1640年代のボストン・ピューリタン社会を的確に描出する歴史小説としても評価される。ピューリタン社会の厳しい道徳、ヘスタの求める愛と思想の自由、この二面の対比は、作者の内面の矛盾の反映にほかならない。

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「晩秋」(野鳥の囀り ver.) 解説

前回お届けしましたのは「晩秋」(オリジナル ver.)(下欄参照) のバリエーションです。

今回は、その解説をしたいと思います。違いの1つ目は、鳥の囀りを加えたことです。それによって曲の輪郭が明確になり、場所や時間、人物などのより具体的なイメージが感じられるかもしれません。(ちなみにこの写真はジジが窓ガラス越しに枯れ葉を眺めて物思いに耽っているところです。)

違いの2つ目は、曲のテンポを少しだけ早めたことです。オリジナル曲では、ゆったりと時間が流れる中で深まる秋の物憂げなやるせなさが感じ取れるかもしれません。一方、このバリエーション曲は、同じ感傷的な雰囲気の中でも、ちょっと動き出してみようか、という気力がほのめかされています。

どちらも心が落ち着く味わい深い楽曲ですので、その日の気分や心の有り様によって選んでいただければと思います。では、聴き比べてみてください。

「晩秋」(野鳥の囀り ver.)

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<参考>「晩秋」(オリジナル ver.)

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退院しました。

弟のチビが昨日の11月22日に退院しました。

肺に謎の腫瘤ができて呼吸がかなり厳しくなったので切除することになって、11月14日に大学病院で手術をした。胸を開けてみたら腫瘤は肺に癒着していて取れないということで、一部を切り取って検査に回す「生検」に切り替えた。

 

その「生検」の結果も出たけど、悪性のものでもないし、ウイルスもない。あるのは常在菌だけということで、執刀医も呼吸器科も、今まで見たことも聞いたこともない極めて珍しい症例ということだった。今すぐに命に別状があるわけではないので今後は投薬治療を続けていくということだ。

上の写真は手術後に集中治療室に入っている時の写真。下は退院して2日目の今日の写真です。

 

右上半身は毛が剃られ、縫った後の傷口も痛々しく、病院の臭いもきつかったので、僕も三男のシロもびっくりして思わずチビに向かってシャーって言ってしまった。今は写真のようにベストを着ている。ばっちゃんが雨の中買って来てくれた。チビは気に入ったようだ。目もしっかりしているし、食欲もあるので、まずは一安心か。次の受診日は12月23日である。

 

「晩秋」🎶

晩秋の冷たい風が紅く染まった葉を揺らしています。ゆったりとした短調の物悲しい曲想ですが、野鳥のさえずりと共に、明るい光が差し込んでくる気がします。ちょっと心を落ち着かせたい時におすすめのヒーリング曲です。

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「チェロの夕べ」

叙情的なチェロが明日の力になります。
 The lyrical cello will be the force of tomorrow.

叙情的で、ちょっとオリエンタルなメロディーがあなたの疲れた心を癒します。一日の重い仕事が一段落して、ほっと一息つきたい時に最適な協奏曲です。この作品は、ゆったりしたチェロ※の調べにストリングスがそっと柔らかく、時には力強く寄り添う、クラッシック調で現代的な気品のある仕上がりになっています。温かなコーヒーに口をつけたまま、目を閉じて、じっと耳を傾けてみてください。※音源はストラディバリウスのチェロです。

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「前もって説明」

動物写真家の岩合光昭さんがテレビの番組か著書の中で次のようなことを話されていました。

「取材旅行から数日ぶりに家に帰ってきたら猫たちの毛並みがバサバサになって随分とやつれてしまったことがあった」「それは猫たちに事前に取材で外国に行くことを伝えていなかったせいだと思った」「それ以来、仕事で家を空ける時は、猫たちに前もって説明するようにしている」

確か、そのような趣旨のことだったと思う。

僕たちの飼い主の爺っちゃんは、それを聞いて「うん、大切なことだ」とつぶやいた。

そして、それが本当に大切なことだと実感する出来事がつい最近あったんだ。

肺の腫瘤の手術でまだ今も入院中のチビだけど、手術の前の日に、爺っちゃんがチビに向かって、「ちゃんと説明するからね。明日は肺の悪い所を取る手術だよ。頑張るんだよ。絶対に元気で帰って来るんだよ」って涙をこらえて絞り出すように言ったんだ。そうしたらチビは驚いたように爺っちゃんの顔をじーっと見たんだ。大きな目で今までにないくらいずっと爺っちゃんを見つめていた。

翌朝、いよいよチビを病院に連れて行く時間になって、爺っちゃんとばっちゃんはチビがまたいつものようにリュックに入るのを嫌がって逃げ回るなと思った。

ところが、チビは、爺っちゃんの部屋の椅子の下で香箱を作ってじっとしていた。ばっちゃんがそっと抱き上げてチビは素直にリュックに入った。チビが爺っちゃんの言葉を理解したのかどうかは分からない。でも、状況は理解していた。確かに理解していたと思う。

それで、僕なんだけどね。ネックリージョンで歯を4本抜いた話は前にしたと思うけど、術後の状態を見せに病院に行くのに、爺っちゃんとばっちゃんは事前にちゃんと説明してくれた。「今度は痛くないから」と病院に行くことを前もって話をしてくれたのが嬉しかった。何の説明もなくキャリアケースに入れられても、ただ怖いだけで不安だからね。

「遠き月の光」

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「5つの自由」

爺っちゃんが真剣な眼差しで僕にこう言った。

「私はね、飼い主としてジジとチビとシロに「5つの自由」を保証する責務があるんだよ。」

はて、「5つの自由」とはなんぞや。

爺っちゃんは政府広報オンラインを見せてくれた。

「「5つの自由」は、1960年代のイギリスで、当時、劣悪だった牛や豚、鶏などの飼育環境を改善し、それらの家畜動物が健康で幸せに生きることができるように提唱された考え方です。現在では、家畜動物だけでなく、ペットや実験動物等の人間が管理しているすべての動物に対して、自然に行動できるように快適な環境を整えることが5つの自由です。」

それから、環境省のパンフレットも見せてくれた。それらには次の5つが書かれていた。

⭕️「飢え・渇きからの自由」

⭕️「不快からの自由」

⭕️「痛み・負傷・病気からの自由」

⭕️「恐怖・抑圧からの自由」

⭕️「本来の行動が取れる自由」

なるほど、と僕は思った。

爺っちゃんは、最近、動物の「権利」や「福祉」について勉強している。

この「5つの自由」もその勉強の一環だと思う。

爺っちゃんは「ジジも一緒に勉強するか」と尋ねた。僕も猫として一緒に学びたいと思った。

 

「駆けぬける」🎶

ドラマチックで勇壮な高揚感あふれる曲
 Dramatic, heroic, uplifting song
一気に駆け抜ける壮大なイメージです。勇猛で壮大な曲で高揚感あふれる曲ですので映画やドラマをはじめ全てのシーンでのオープニング・エンディングテーマとして最適です。聴いていて力が身体の底からみなぎってきますので、疲れた心の癒しにもなります。

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